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医療従事者へのワクチン接種開始時期の地域差


滋賀県でも済生会さんはニュースでも報道されていました。

地域によるコロナ感染拡大の差、あるいは病院の受け入れ患者さんの重症度の違いによって、より感染リスクが高い環境に置かれる医療従事者達から順番に行われているようですね。


ところで筋肉注射のやり方なのですが

私が約30年前に医者になった当時教えられた方法は

『肩の三角筋あたりの肉をぎゅっとつまみ、針を垂直にたてて、血管に入っていないかどうかを逆血を確かめてから注入するというものでした。』


筋肉注射を医者がする事はあまりなく、実際の医療現場では看護師がすることが多いのでこの知識のアップデートは私の中でしばらくされずに20年近く経過し今から約10年ほど前に子宮頸がんワクチンの筋肉注射時の指導時にそれまでの自分の常識が全く違っていたことに驚きました。


『肩の部位をつまむのではなく、むしろ皮膚を引き伸ばすようにして筋肉をより露出させて針を垂直に突き刺す。もし骨(上腕骨)にあたれば少し引き抜き、そこで逆血を確認することなく注入する』


この方法で新型コロナワクチンもされるはずです。

比較的高齢の医者はひょっとして昔ながらの方法でやってしまう可能性もあるかもしれません・・・。

まあ例えそうしたとしても問題はほとんどないんですけどね(あまりご心配にならないでください)

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