新型コロナ・インフルエンザワクチンなど予防接種について(他のワクチンについてはお電話でお問い合わせください)
新型コロナワクチンは当院ではファイザー製のみを使用しております。
滋賀県在住で接種券をお持ちの方は全て予約可能とさせていただきます(直し5歳から11歳は除き、また1回目・2回目接種の方も現時点では接種を行なっておりません。
これは守山さくら内科クリニックのみであり、分院の銀座通りクリニックはまた別の規定で行っておりますので詳細は銀座通りクリニックのホームページを参考にしてください。
10月1日以降、当院ではオミクロン対応のファイザー製ワクチンによる(現在BA5株対応ワクチンのみです)
第3~5回の予防接種を行っております。
接種条件としましては
従来型のコロナワクチンを2回以上接種済みの方に限ります。
また最終接種日より3ヶ月以上経過していることも条件になりますので
御確認のほどよろしくお願い申し上げます。
インフルエンザワクチン予防接種は10月1日以降に接種可能で現在予約ページよりご予約がお取りいただけます。
当院受診歴がない方は恐れ入りますが予約ページからのみのご予約をお願い申し上げます。当院受診歴のある方は予約ページ、あるいはお電話でのご予約を賜っております。下部の予約ボタンよりインフルエンザワクチンのご予約ページよりご都合の良い日・時間をお選びいただきご予約のほどよろしくお願い申し上げます。
当院では発熱外来を行なっております。但し完全予約制としております。一般外来の方と発熱などの風邪症状のある方は時間と空間を完全に分けて診察を行なっておりますので、まずは下記発熱外来のお電話までご連絡下さい。1日に診察できる人数には限りがございますので申し訳ありませんがお断りさせていただくことがありますことをご了承ください。
窓口一般電話
077-582-6577
感冒・発熱ホットライン
077-535-0312
8時半~12時、17時~19時半
当院発熱外来がつながりにくい場合
以下分院でも発熱外来を
行なっております
当院は予約制です
日曜・祝日を除く毎日診療を行なっております木曜日のみ午後からのスタートなりますのでご注意ください。
*注意!
当日・翌日の診療のご予約はお取りできませんのでその際は直接お越しになりお待ちください。予約の方が優先ですのである程度の時間お待ちいただくことがありますがどうかご了承ください。
インフルエンザ・コロナワクチンの電話でのご予約は木曜日を除く、月曜日から金曜日までの午後2時から5時までとさせていただいております(診療に関するお電話が繋がりにくい状況になり、緊急時の対応などに遅れが生じる可能性がありますので)ウェブ予約ですと24時間ご予約可能です。どうぞご活用ください。
尚12歳~15歳の方は必ず保護者同伴の上ご来院頂きますようくれぐれもよろしくお願い申し上げます。
数ヶ月前より偏頭痛の新しい治療法を始めました。すでに数十名が参加されており良好な成績を収めております。1ヶ月・あるいは4週間に一度注射薬を行い頭痛の頻度を激減・あるいは減少させることが目的です。
高価な治療(窓口負担で3割負担で14000円程度)になりますので、偏頭痛でお悩みの方はまずはご相談ください。
現在当院での取り扱い薬剤は
エムガルティ、アジョビ、アイモビーグを使用しております。やや作用の仕方などに違いがありますが効果は大差ないようです。
3ヶ月程度導入し効果がなければご相談の上中止することが多いです。ただ効果がある方は初月から驚くほどの効果があります。その後1年程度続けていただき徐々に減量を試みます。その後維持できる方もおられるようですが現時点では長期のデータが諸外国からもないためなんとも言えません。中断により偏頭痛の再発により再開することもあるようですし、使用方法は今後の課題になっていくであろうと思われます。
ただ偏頭痛の方にはまさしく朗報だと実感しております。
5月中旬時点でこれら製剤使用は30名近くに上っております。適宜採血などをして副作用発現などについてもチェックさせていただいております。
偏頭痛でお悩みの方どうぞご相談ください。
訪問診療とは
私が医者になった30年前には病院のベッドがたくさんあり、病気になれば入院する。ご高齢の方は自宅で介護が必要な場合はそのまま最後の時まで入院されている事が通常でした。
今では信じられない方も居られるかもしれませんが、ご家族の事情などで退院したくても退院出来ない方もおられました。
しかし当時より医療費が年々爆増していくことはわかりきっていたため
国の方針で療養型病院と言われるベッドはほとんど消滅させられ、リハビリ入院という名目の入院も診療報酬が支払われなくなりました。
病名によって診療報酬が決まっており、病院は一定期間以上患者さんの入院を受けていると赤字経営になるように設定されています。
介護保険というシステムを作り、自宅で介護を行い、治療が難しい難治性の病気の方や、終末期の方はなるだけ自宅で最後を迎えるという方向に大きく転換しました。
そこで必要となるのが在宅医療を支える医療従事者の存在です。
本来であればまずはそこを整えてからの方向転換が筋であるのですが
後付けの在宅医療となってしまっています。
訪問看護ステーション・介護サービス事業所などが多く設立されました。非常に過酷な業務を行ってくださるその方達の労力に支えられて在宅療養はなんとか成り立っています。
では在宅医療はどうか?と言いますと、多くは訪問診療は開業医に委ねられます。病院勤務の医師が訪問診療を行うことは少なく、役割の分担だと考えられています。
今後高齢化は加速し、2025年には在宅医療を必要とする患者さんが溢れかえることが予想されています。
当クリニックでも身体が不自由になり通院が困難になる方が増えて来られています。
2007年開院当時からずっと訪問診療を行っておりましたが、今後はさらにそこに注力していきたいと考えております。
常勤医師が本院・分院と合わせて3名になったこと。
地域の総合病院、また地域の訪問看護ステーションや介護事業所との連携を14年間のクリニック業務から深めさせていただけたこと
こうしたことから、今後は訪問診療体制を拡充し、看取りまでを行わせていただきたいと考えております。
県立総合病院を退職し地域医療に少しでもお役に立てればという思いで開業を決意しました。
今後は一層守山市を始め近隣の方々が安心して暮らせる街づくりのお手伝いができましたら嬉しく思っております。
何卒よろしくお願い申し上げます。
守山さくら内科クリニック
院長 尾柳知佐子