top of page

超高齢者へのワクチン接種のリスクについて考える

当院では5月25日からご高齢の方から順にワクチン接種を行なっております。最高齢の方は90歳代前半。1回目接種後の体調不良のご連絡はありません。


ただヨーロッパから出ている論文によると、余命の限られた(何か基礎疾患があるという意味だと思いますが)かなり衰弱した高齢者にワクチン接種をするのは、リスクとベネフィットを考えて施行するべきとの見解が示されておりました。


実際に自宅で過ごされているご高齢患者様を対象に私たちはワクチン接種をしておりますので衰弱しているご高齢者には当てはまらず(おそらく)、今のところ副反応によるトラブルは経験しておりません。


ただ気になることがございまして・・

患者様の数名が高齢者施設で働いておられますが

複数名から1回目のワクチン接種でも体調を崩されることが多いと聞きました。

結局欧米の報告でもワクチン接種そのものが命に関わるというよりは

ワクチン接種をしたことで、発熱・食欲不振などが引き起こされ、それが誤嚥性肺炎や感染症を引き起こし結果的に死期を早めるということが懸念されております。


こう言った事例を踏まえて高齢者には特に留意してワクチン接種を考えていかねばならないと考えております。

現段階では日本での報告は限られておりますので実態は掌握できませんが

実際に身の回りで起こっている事象に目を向けながら

注意深くその方にとってより良い方法を選んでいかねばなりません。



閲覧数:983回0件のコメント

最新記事

すべて表示

令和6年1月初旬の発熱外来の状況

昨年の令和5年1月1日に発熱外来をさせていただいた時には、わずか3時間程度で40名近い患者さんから連絡があり、ほぼ全ての人が新型コロナに感染しておられました。 今年は新型コロナ感染症への警戒感も徐々に薄れて来られ、重症化する方も数年前と比較すると減少したこともあり発熱外来を年末年始にオープンすることなく6日間のお休みをいただきました。 そして1月4日から通常外来を始めさせていただき、3日間の診察を

令和5年12月で~~発熱の方がどんどん増えてきています

11月中旬頃までは新型コロナの新規感染者は数日に1件から2件ある程度であったのが、11月末からまた増加傾向です。 インフルエンザは8月ころから増え始め未だ減少の気配がなく毎日のようにA型の方が多く来られます。 インフルエンザA型は学生さんの間で流行しており、その親御さんが一緒に感染されるという感じで、ご高齢の方でインフルエンザの方は少ないように思います。 ただコロナ感染は確実に増加傾向。今回はさす

糖尿病薬のあやまった使用法

最近どんどん認可されている糖尿病薬で、体重を落としながら血糖を下げていくものが ネットなどでも話題になっています。 アメリカでは肥満の治療にも使われたりするので 確かに糖尿病じゃない人に使うのが絶対に危険というわけではないのです。 ただ日本ではまだ糖尿病患者様にしか認可されていませんし そもそもアメリカの高度肥満と日本人の考える肥満とは次元が違う話です。 でも女性の「痩せたい!!」願望につけ込んだ

new07 (1).gif
bottom of page