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  • 尾柳知佐子

自粛解除について思う事

一時期1日に数百人単位で感染者が報告されていた頃を思い出すと、やっぱり身体中がぎゅっと緊張して悲しい思いで過ごしていたな・・と。

今でも亡くなられた方が報告されるとやっぱり辛いです。

他の病気で亡くなられている方はたくさんおられますし、このコロナも人間が受け入れざるを得ない病だろうからコロナだけを特別視するこの感情をコントロールせねば・・と思うのですが・・・。


それくらいコロナとは怖い病です。

先日患者様に「それほどコロナは特別ですか?」とご質問をされました。

その時に改めて感じたのですが

例えば様々な不治の病の終末像で多臓器不全という状態がありますが

その状態に僅か1週間程度でなってしまいうる病気だというご説明させていただきました。

30年近く医者をしてきましたが、

このように人が死に行くという事をそうそう経験した事がなく

本当に恐ろしき病だと思います。


経済死という言葉があります。

貧困すぎても人は死んでしまいます。

自死も問題です。

私は幼い頃両親は飲食の商売をしていました。私も現在クリニックの経営をしています。

外出抑制・受診抑制などで経営状態が逼迫してしまう事はよくよくわかっているつもりです。

それでもやはり感染を広げるような行為は避けて欲しいと願います。

絶対ではないけれどなるだけ正しく恐れて経済活動を再開させて欲しい。

感染防御を徹底して生活していただきたいと思います。

面倒くさくても、非効率的であっても「感染しないように」生活する事が最優先

と思っています。

そのためには経済活動にはきっちりと一線を引くべきです。

容認できない行為には「No」という強い心を。


この秋・冬が日本人にとっては最大の山場と思います。

そこをいかに乗り切り、コロナ死をできるだけ少なくし、そして同時に他の病気へのケアもベストを尽くせる医療体制をこの夏にしっかり整える事が

医療従事者の責務と感じています。


そのためにPPEを揃え、診療体制をどのようにして行くのか考えています。


朝の来ない夜はありません。

きっと光は見えてきます。

今しばらくはマスク生活のソーシャルディスタンスで行きましょう。




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