終わりませんね、コロナ禍。
もちろん重症化率は減少して致死率も当初より随分下がっていますが
まだインフルエンザの10倍程度はあるようです。
お子様の死亡例も世界では報告されており
脳炎を発症される方の死亡ケースが多いとか。
現在BA5という株の流行に置き換わりつつあります。
以前の株にかかっても免疫効果は軽微で、再感染が報告されています。
ワクチンが全てではないにしても
とりあえず3回までの接種はまずは考えていただきたいなと思います。
4回目については7月8日時点ではご高齢の方が続々と接種に来られています。
高齢者の方々が1番重症化リスクが高いのでこれは公衆衛生的には好ましいアクションだと思っています。
ただワクチンも打てない子供たちを守るためにはどうしたらいいのか?
それは子供たちを取り巻く大人たちが罹らないようにすること以外有効対策はありません。
3回目接種を躊躇っておられる方も身近に小さいお子様がいらっしゃるのであれば
今一度考えていただきたいなと思います。
クリニックでは一旦止みかけていた感染の波が再び増加していることを実感しています。
発熱外来の電話が非常に増えたというよりは
検査をした時の陽性率が明らかに増えています。
ということはそれだけの陽性者がそのバックにおられるということです。
最近はあえて検査をしに行かない方もいらっしゃるようで
それもお気持ちはわかるのですが、その方がご高齢者・あるいは乳幼児に全く接触を間接的にでもしないという保証はないので
感染の兆候があれば検査はしなくとも1週間は自主隔離か、あるいは検査をしていただきたいなと医療従事者としては願います。
高齢者も4回目ワクチンをうちに病院まで足を運びにくい方々もたくさんおられるかと思います。
又乳幼児に至っては感染防御(マスクをするなど)自体が不可能であることも多いため
結局のところ感染者数の総数を減らしてあげることが日本国自体の安定・経済安定につながると思います。
なるだけマスクをして
大勢での会食は避けて、マスク会食などやってられないと思われるかもしれませんが
その一つ一つの行為が確実に成果となってきたことは
今までの日本の対策と結果を見てきても明らかです。
まだまだ波は続いていますが、コロナ禍当初よりは状況は改善しているのは事実です。
大切な命を守り、そして同時に社会生活ができるだけ滞らないように
工夫をしていきませんか?
私は実は4回目接種はしておりません。
57歳ですが高血圧・高脂血症がありそろそろうとうかなと思っています。
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