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滋賀県コロナ体制が史上最悪の愚策である件

執筆者の写真: 尾柳知佐子尾柳知佐子

11月から発熱患者は診療所でまず対応して、診療所レベルで抗原検査を行うことになりました。

しかし、この抗原検査なるものは曲者で非常に飛沫が出やすいため

それに手をあげる診療所がいるわけではなく、(院内で施行できないばかりか、それをする際の補償も担保されていません)

守山については公表は許されていませんが、検査をする診療所はほとんどないに等しい状況です。

にもかかわらず、行政は完全に手を引きました。


要するに今までなら、コロナ検査が必要である人が来た場合に

帰国者接触者センターに電話すればなんとか対応してもらっていたものが

それ自体が無くなりました。

先日、クリニックに決して重症ではないですが疑わしい方が来られたので

時間外対応電話に連絡をとったところ

「11月からは診療所同士で連絡を取り合って、検査が必要ならしてもらう体制になりましたので・・・」と電話を切られました。


要するに行政は完全に手を引いたと言うことです。

開業医丸投げです。

これで検査場所が見つからない場合はようやく行政が対応するのでしょうが、

そこまでに何度も患者さんは電話をせねばならずたらい回しが必須になりそうです。


県庁にはわたくしは数ヶ月前に、唾液PCRであればクリニックレベルでも対応できるので

それを公費で認めてくれという旨を打診するも拒否されました。

理由はベッド数もなくむやみに患者数が増えても困るから。


たまたま現在滋賀県は感染者数が少ないのか或いは高齢者に感染が広がっていないから

パニック状態になっていませんが

今後そうなる可能性もあります。

その時にどうなるのか、県はどうもそれはそれでいいと思っているようです。

とにかくお金を使いたくない。

検査のハードルを下げたくない。

自分たちの仕事は減らしたい。

開業医でやれ!或いは民間病院で対応しろ。と言うことみたいです。

PPEの配布などもちろんありません。

検査をしようにも公費になるには契約が必要です。

それも暴露の可能性の高い抗原検査でとなります。


史上最悪の愚策すぎて、県民はこの事を知るべきです。


私たちクリニックでどのようにこの冬に向けて対策を取れるのか模索します。

目の前の患者さんを放っておくことは医療従事者たるものはできないのが普通の感覚です。


それができてしまう人も残念ながら滋賀県にはいます。

そしてその体制を変えることもできない、変えようともしない

そんな人が知事であったり感染対策部の責任者を名乗っています。





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