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  • 尾柳知佐子

新型コロナウイルスについて


毎日情報収集をしながら、できるだけ修正しながら発信していきたいと思っています。


新型コロナウイルスの大流行に世界中が飲み込まれています。

世界中で約300万人が感染し20万人超が亡くなりました。残念なことです。

12月から中国武漢で報告され始めた肺炎を起こす風邪ウイルスの新型は

たった4か月で人類を恐怖で圧倒してしまいました。


このウイルスは今まで私たちが経験してきた風邪ウイルスとは違う性質をもったものです。

インフルエンザとも違う。

感染の仕方、症状の大きな差、地域による感染率の差、死亡率の差、あげればきりがないですがその動態は不気味なくらいよくわかりません。


中国での大流行時に流れてきた画像から、「ただ事ではない感染症」と感じていましたが

日本での感染者の実態からやはり今まで私たちが経験したことのない感染症であることが

明らかになってきました。


概論として要点を今日は書いておきます


1)感染形式は飛沫感染・接触感染です。飛沫は感染者の唾液・鼻水・痰などが、会話・咳・くしゃみなどで空気中に放たれます。それを直接吸い込んだり、口の中に入ることで感染が成立します。ただ有名になったライブハウスでの感染はマイクロ飛沫といって、瞬間的に地面に落ちる飛沫と違い、もっともっと軽い小さい飛沫が存在します。それが長時間浮遊しそれを吸い込むことによっても成立します。

このマイクロ飛沫を浮遊させないためには「換気」なのです。

接触感染は感染者の身体に手で触れたり、あるいは感染者が出した飛沫がついた物に手で触った後、目をこすったり、鼻をほじったり、その手で何かを食べて体内に取り込まれ感染が成立します。だから自分の顔に手を持ってくるときは「絶対に手洗いをしてから」なのです。

とにかく手洗いを徹底することで(石鹸でもアルコールでもOK )感染確率はかなり減らすことができます。「換気と手洗い」が大切。もちろん、集まって、近づいて、密室でというシチュエーションは絶対に避けるべきです。


空気感染についてはまだはっきりした見解はありませんが、ここは慎重を期してマスクを皆様がつけることをおすすめします。


2)20歳以下ではほとんど死亡者がいません。ただ例外的には存在しますし、重症化して呼吸器につながれる場合もあるので油断はいけません。ただ皆さんのお子様達はたいていの場合は重症化する事なく、無症状者あるいは軽症者(インフルエンザレベルも含まれます)で感染は終わるかと思います。

どういったお子様で重症化するのかという考察はまだ私が知る限りはありません。


3)圧倒的に高齢者に死亡者が多い感染症です。高齢、男性、高血圧、糖尿病、そして肥満がハイリスク群の因子です。

はっきりと理由はわかっていませんが、どうも加齢や基礎疾患による血管内の炎症が大きく関与しているのではないかと言われています。

このウイルスはACE2レセプターという細胞表面にある部位から侵入し増殖します。

このレセプターが多く発現しているのが、肺・心臓・肝臓・腎臓・中枢神経・鼻などですが、血管内皮にもありそこからウイルスが侵入して血管に炎症を起こし、血を固まりやすくしてしまい多臓器不全をおこすのでは?と言われています。


このウイルスとは今後長期につきあっていかなくてはいけないです。

まず2年間は最大限の注意を払うべきです。

今年の冬に大流行が予想されるので、皆様にお願いしたいことは、基礎疾患を治療し、生活習慣を健康的なものに変えていただきたいです。

治療薬は色々と候補に上がっていますし、なるだけ早期から治療介入ができるように体制も整えられていくでしょうが決定打とはまだなり得ない印象です。


BMIが30以上は重症化率が非常に高いです。高血圧を放置しないでください。糖尿病の方は医師の指導に従ってください。


お子様は病院に行くのがいやだからと予防接種をスキップしないようにしてください。

乳児では新型コロナより麻疹や結核の方がよっぽど脅威です。


今日はこのあたりで終わります。

明日以降に私の専門分野である新型コロナによる若者の脳卒中の報告についてコメントさせていただきます。














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