変異株にどう対処する?

コロナ禍が始まった頃、新型コロナは只者ではないウイルスだとは感じましたが、これほどまでに恐ろしいほど形を変えて人間を襲ってくるとは想像以上でした。

と同時にこれほどまでにワクチンが非常に早い段階で実用化されることも予想はしませんでした。


新型コロナは一種、人間対ウイルスの戦争のようなものです。

色々な武器で持って相手をやっつけようとするも、相手はまた新しい手を考えて仕掛けてくる。

本当に鬱陶しいウイルスです。


イギリス変異株が出てきた頃は「変異株ーーー!!」と恐れていましたが、結局インドのデルタ株が今の所最強に。いやいや南ア株も相当なもの。

ファイザーは南ア株に対して3回目のワクチン接種を示唆しています。


mRNAワクチンは凄い効果を持っています。

現代人が作り出した新しいタイプのワクチン。

効果のある薬・・例えばステロイドなどは効果がある反面副作用も本当に多数。

このm RNAワクチンも効果はあるかもしれないけど、未だかつてないワクチン後の副反応があります。

でも未だかつてないような恐ろしいウイルスに対抗するにはこれほどの強力なものが必要なのかもしれないのかとも感じます。


ただ従来型のワクチンでも効果があるものは次々と報告されております。

3回目接種をそう言った従来型でブースター効果を狙えないものかとも考えます。

高齢者は言われているように副反応の強い人はそれほどいません。

でもクリニックで働く職員達はひどい副反応に悩まされました。

彼女達はファイザーワクチンをもう一度うつのは怖いなーと考えています。

私などはインフルエンザより軽い程度の副反応だったので、3回目接種があったとしてもそれほど抵抗はありませんが、色々な選択肢があって良いかと思います。


ワクチンをうたないと選択している方もいらっしゃるかと思います。

うつのもうたないのも個人の自由です。

でも医者の観点からするとある程度の年齢の方はうっておいた方が生命の危機についてはリスクが少ないのであろうと感じます。


若年者は生命の危機という事についてはコロナ感染でのリスクは少ないためワクチン接種をためらっておられる親御さんやご本人も多いかと思います。

ただ事実として報告されているのは、若年者のコロナ感染者の半分以上に半年経過しても味覚・嗅覚障害・倦怠感などの後遺障害が残るという事です。


なので充分に情報を収集して、決して偏った情報のみに耳を傾けるのではなく、多方面からの情報を獲得して決定していただきたいと思います。


我が家には未成年の息子がおりますが、接種を予定しております。

呼吸器科の夫、開業医として発熱外来などをしている私がした判断として

とりあえずうっておいた方が、コロナウイルスに抗体を持っていない状態で罹るよりいいだろうという判断です。

なぜなら子供は学校に行っており、感染を完全に避けるなどはほぼ不可能で

感染力がもっともっと強力な変異株が出てきた時には感染は避けて通れないだろうと思います。

その時にどれほどの威力を持って人を襲うかは想像もできないため

かかりにくい方が良いだろう、重症化しないほうが良いだろうと判断した結果です。


長丁場になりそうなコロナウイルス。

国も混迷状態です。

何よりオリンピックがあるため一体どうして良いのやらなのでしょう。

でも何より大切なのは命だと思います。


1年以上前にオリンピックを1年延期した時から「絶対に1年後に収束など無理だろう」と思っていました。

無観客試合が百歩譲ったとしての選択肢であって・・。

それがこれほどまでの直前になってバタバタと方針変更のように報道されています。


政治には決定力が必要です。

反対意見の中でも「こうだ!」と決めた事をやりぬくリーダーシップが必要。

コロナ禍には特に必要です。


私には皆が責任のなすりつけ合いをしているように見えて仕方ありません。

コロナで一瞬にして命を奪われている人がたくさんいる中

色んな忖度があるにせよ

方向性としては、皆が大勢集まって飲食や鑑賞するなどはまだまだ無理であること。

だからオリンピックなどは一定制限を設けてするのか、あるいはしないのかの

2択しかないのだということ。

緊急事態宣言も出したり引っ込めたり、もうそんなどうでも良い事に時間を費やさず

とりあえず今は皆緊急事態のように過ごしているのだから、出したり引っ込めたりなんて余計に逆効果であること。

国民は皆もっと自分の頭で考えて自分の身を自分で守ること。

極論を言う偏向報道に耳を傾けぬこと。


これでしばらくはやるしかありません・・と思います。


閲覧数:168回0件のコメント

最新記事

すべて表示

私たち医療従事者はほぼ3回目のワクチン接種を昨年12月に済ませました。 ほぼ半年経過しておりますが 先日職員の健康診断をしたついでに自費でワクチンの抗体価を測定いたしました。 2回目接種までは個人差も多く抗体価も非常に低い方が多かったのですが 3回目接種で本当の意味でのブースター効果というものを実感しております。 おそらく接種後1ヶ月くらいが一番抗体価は高くなるのでしょうが 半年経過した私たちも十

軽症であるという言葉が一人歩きしてしまった「オミクロン」 もちろん医療従事者もその言葉に期待を寄せました。 こんな世の中が続いていることの非現実感が未だに拭えませんから。 でもイスラエル・イギリス・アメリカなどの例から デルタ株に比べると感染力は3〜5倍、しかし入院率・重症化率・致死率などは 3〜4分の1程度ということでした。 結局たくさんの方がかかったらいくら重症化率が低いとは言え 普通の風邪と

今回こそは指数関数的と言ってもいいくらいの増え方をしています。 感染対策があまり行われていないから・・というわけではなく それも少し関係があるんでしょうが、感染力が非常に強いことが伺えます。 オミクロンは軽症だから、風邪と一緒だから、、 こんな考え方が先行していることに少し警鐘を鳴らしたいと思います。 国ごとによってもオミクロンによる致死率は異なります。 増え方も異なります。 それは人種の差なのか