令和4年冬の感染流行は本当に来るのか


新型コロナ第7波もようやくピークアウトし、一見日本にも穏やかな日々が訪れてきたかのように見えます。


これが最後だったらいいのに・・・と誰しも願うところですが

この冬は欧米でもだいぶ以前から警鐘はならされていましたが、ヨーロッパではオミクロンの流行が始まりつつあります。

ずいぶん気温が下がっているようなので、どうしてもかぜウイルスの流行は避けることはできません。

オーストラリアでは今年度はインフルエンザも同時に流行したことより、

北半球でも同様の流行が予想されています。


ただ2年以上前に流行した当時のコロナウイルスの恐ろしさはずいぶんやわらぎ、人工心肺につながれる方も減り

軽症化していっていることは事実なようです。


第7波では実際の感染者をずいぶんとクリニックでもわたくし自信も診察しましたが

軽症者が大半でしたし、自分が担当した患者様で命を奪われた方はお一人もいらっしゃいませんでした。


ただインフルエンザにはないような後遺障害であったり、感染の持続の仕方が独特であったり油断はできない感染であることは間違いないかと思います。


できれば若年者は3回以上の、高齢者は4回以上のワクチン接種を。

そして現在流行しているオミクロン株対応のワクチン接種を追加でしていただけるのがより少ない感染者と、より重症化する方を減らせる方法なのではないかと思います。


生活の自粛が世界的にはなされていない今となっては

(もちろん、新型コロナ自体がずいぶん軽症化していること、自粛をすることによる犠牲者の数の減少と経済効果を考えたときに、それほどの効果を期待できないことから

世界中ではそのような対策がとられています。

ただ個人的な意見としては密な状況でマスクをしておくのは決して各個人にとってはマイナスではありませんので、日本人の各個人の対策はすばらしいものだと思っております。)


さてワクチンをうつことでのありがたみは当初より感じにくい方は増えているかと思います。

実際に4回うってもかかった方、1回も接種していないけれども軽症ですんだ方などが存在するのは事実です。


確かに各個人で見れば、うたなくてもよかったなと感じる事はあるでしょうし、うって副反応でつらい思いをされた方もおられるでしょうし、

難しいところではあるのですが、


マクロでみたときに、要するに世界的な膨大な数の統計を取ったときには

ワクチン接種は効果があったし、ワクチン未接種の方に若年にもかかわらず重症化して亡くなる方が多かったというのは事実としてあります。


そういったマクロの視点で考えれば、

やはりワクチンはうっておいた方が良いのだろうと考えます。


多くの方がもううちたくないと考えておられるようですし、実際そう感じられるお気持ちもわかります。

私は現時点で4回接種済み。

5回目でオミクロン対応ワクチンの接種券が届けばうつだろうと思います。

またすでにインフルエンザワクチンは1回目接種を終えました。


これは以前から言われていることですが、

肺炎球菌ワクチンなどの呼吸器疾患のワクチンはその当該の菌やウイルスだけでなく他のウイルスや菌から肺を守るブースター効果があることが知られています。

そういった意味でも、できることならインフルエンザワクチンも今年はうっておかれることが望ましいのではないかと考えています。


ワクチン・ワクチンと本当にいやになりますし、

私は帯状疱疹ワクチンもうちましたので、ここ最近はワクチンばかりうっている印象です。


今年を乗り切れることができたなら、本当の意味での光が見えてきそうです。