コロナ陽性者、濃厚接触者の療養の仕方


軽症者で自宅療養を医師が判断した方は保健所からの連絡などはありません。

数日してショートメッセージか電話で連絡が入ります。

草津保健所のホームページ上から自宅療養についての詳細がPDFでアップロードできますのでどうぞご参考になさって下さい。


基本的にはコロナ陽性者は発症の日をゼロ日と考えそこから10日間

自宅待機で過ごすことになります。

もしこの間に症状の悪化などがある場合は、077-574-8060が24時間対応で相談窓口を設けておりますのでそこに御相談いただくことになっております。

今のところ軽症者が大半を占め急激な悪化などの経験はほとんどありませんが

感染者数が増えますとそういった方も出てこられる可能性もありますので

コロナ感染と診断された方はどうか自宅でゆっくり養生してください。

軽症ではなく中等症以上になった目安としては、1つは最もコロナ感染で問題になっている呼吸困難です。ただオミクロン株になり肺炎を呈する人が減ってきているためその頻度は減っているようですがそれでも酸素飽和度が低くて救急搬送しようとしたができなくて亡くなったなどというニュースが流れています。

酸素飽和度の機械があると便利ですがない場合は『息が苦しく呼吸を何回も何回もしないといけない(例えば1分間に20回以上など)・肩が上下するようにしか息ができない・唇の色がいつもより悪いなど』迷わずに救急車を呼びましょう。

成人では少ないですが水分すらも全く取れないなどという食欲不振あるいは咽頭痛のせいでそうなった場合もひどい脱水となりますので入院加療が必要でしょう。

高齢者でも特に体全体の機能が衰えた寝たきりに近い方では、脱水は致死的となってしまうケースも多いため、高齢者施設でのクラスターは非常に避けたい事になります。


最も恐れるのは乳幼児の急激な悪化です。

咽頭痛などがひどくて飲水すらできない場合あっという間に重度の脱水に陥ります。

またインフルエンザで亡くなる場合もインフルエンザ脳症と言って脳内で急激にウイルスが増加し頭で炎症を起こし死に至ることが多く、コロナ感染でもこれが死因となっていることは世界のデータから明らかです。

脳症は防ぐことが難しいのですが、そのサインにできるだけ早く気づき医療機関に搬送

脳内の炎症をできるだけ抑えるような治療を積極的に行ない救命したいところではありますので、乳幼児の様子がいつもと違う、ぼんやりしていて返答がないなどのいつもと違う症状があったらすぐに救急搬送をお願いした方が良いと思います。


子供は軽症であるとコロナ禍が始まった当時から言われていましたが、オミクロンになりそうとも言えなくなってきています。

子供たちの間で感染させあい高熱を出す子も増えています。

子供はワクチン未接種の子も多いためコロナウイルスに対する抵抗力を持たずにインフルエンザと同等あるいはそれ以上の感染が成立してしまうことも考えられます。

今はものすごい勢いで感染者が毎日報告され、そして実際にものすごい数の方が罹っておられます。

こんな時に感染してしまうと救急搬送を断られてしまい助けられるべき命を助けられないこともありますので、自粛生活は大変ですが

特に今しばらくは自粛生活をした方がいいかと思われます。





濃厚接触者については、自宅待機であってもその時点から完全に隔離生活ができるとして

翌日から5日間の自粛生活を求められます。学校・会社へは濃厚接触者になった旨を連絡し自宅待機としてください。症状が出てくる場合は医療機関へ連絡し検査あるいはみなし陽性としてそこから陽性者としての療養が始まることになります。

症状がない場合の濃厚接触者の立場での会社などへの出勤はお控え下さい。

医療機関勤務などでどうしても出勤が必要な場合は毎日抗原検査で陰性を確認して勤務することが認められています。


またPCR陰性を確認しないと会社に出勤できないというご相談をよく受けますが全くナンセンスなことであることをご理解ください。

ウイルスは10日程度でほぼ排出されなくなるであろうと考えられていますが

死骸は随分長い間体に残る場合もあります。その場合その死骸を見つけて増幅してPCR陽性と出してしまうことは以前から知られているところです。

ですので感染し、その症状がほぼ消失した段階でのPCRでの陰性確認は全くもって意味がなく(確かに陰性であれば安心できるかもしれませんが、陽性の場合、治っているのに無駄に自宅で待機せねばなりません)、何より医療資源の無駄使いです。

医療資源には限りがあり、マンパワーにも限りがあります。

単に形式上の検査としてPCR検査を求めるのであれば会社そのものが自分達でそのキットを作るなりなんなりして賄うべきことで、国民の大切な医療ソースを奪うなんてことは許されることではありません。


今最も大切なのは、救えるはずであった人の命を救うということです。