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執筆者の写真尾柳知佐子

コロナ禍を乗り切るには・・

ワールドカップの時は皆さんノーマスクでしたね。

日本・韓国・中国などを除いてはほぼ皆さんマスクをされていないのでしょうかね。


随分前から西欧諸国はノーマスク政策でしたが

今年10月頃にハワイに親戚一同でお出かけされた日本人はコロナに全滅で帰ってこられていました。

なのでアメリカではもはやコロナの検査を特別することはなく

もし重症化するようなことがあれば検査をして入院などという措置にされているのかな?と推測します。


なので日本はまだかなり真面目にカウントしている国の一つになります。

それでも亡くなっている方が過去最高であるのは感染者も過去最高なのであろうと思います。

検査をして届け出をしない人もたくさんいらっしゃるでしょうから。

実態を完全には追いきれていないでしょう。

亡くなっている方達の実態はほぼ高齢者が占めるようです。

それもかなり元来健康状態が良好とは言えない方々が大半なのではないでしょうか。


ただし油断できないのは

その中にも時々若年・中年者が死亡者にいらっしゃるということです。


ワクチンの是非についてはいろいろな意見があるかと思います。

もちろんこのワクチンによって増えた疾患(帯状疱疹、なんらかの神経痛などなど)は日々の診療で痛感しますし、

まれですが、免疫疾患を惹起されたのでは?という方もおられます。

またワクチン接種後の体調不良時に脳梗塞などを発症されているのではないか?というケースもあります。

個々のケースを完全無視してワクチンの効能のみを声高に叫ぶべきではないと思っています。

ワクチンでならずに済んだ疾患にかかった方の気持ち

ワクチンを打っていなかったことで、重症化して亡くなったかもしれない命

皆がきめ細やかに考え、それでも

全体として見た時に、どうするのがこのコロナに処することができるのか?

感情的にならずに検討していければと思います。


中国ではなんだかよくわからないほどのコロナが猛威を奮っています。

今までのオミクロンとは違う重症化する方も多い『白肺病』と言われている病態も報告されています。

変異株なのかあるいはオミクロンとデルタの複合感染なのか

重症化されている方の臨床症状や画像所見はいかにもデルタ株のように見えます。

蔓延の仕方は、オミクロン的でしょうか。

中国ではmRNAワクチンをマカオにまで行ってうつ方も出てきているとか。


中国の状況を見ていると

ある程度有効なワクチン接種と、ある程度の自然免疫の獲得というのは

大切なように思えます。


私個人の印象ですが

今も未接種者が感染してこられます。高熱である印象が強いです。

また2回目だけで終わっている方もオミクロンであってもかなりしんどそうな印象はあります。

3回目まで打っておられると

重症化率は少なく、様々なウイルス薬などを内服せずとも改善していくであろうことが予想されています。

3回目を打っていない方。

あるいはオミクロン株をうたれていない方、それほどの副反応などがなくていけた方は

どうぞ今一度オミクロン株のワクチンをうつことも

考えてみてください。


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